耳あな型補聴器

補聴器 補聴器

マスクが日常になりました

残念ながらコロナの時代になってしまい、マスクを着けることが日常になってしまいました。
眼鏡と補聴器をご使用になるお客さまの場合・・・


耳に掛かる負担は、メガネマスク補聴器、の3つになってしまいます。

補聴器のスタイル(型)は、耳の後ろに本体を置いて、音の出るレシーバー部分だけを耳穴に入れる「耳掛け型補聴器」と、耳穴に本体を入れれば、すべて装着完了の「耳あな型補聴器」があります。

耳掛け型補聴器は「眼鏡」に似ていて、耳あな型補聴器は「コンタクトレンズ」に似ていると感じたこともあります。
どちらにも利点があり、どちらかが優れているという訳ではありません。

コンパクトな耳あな型補聴器

耳あな型補聴器は当然小さいですから(大きなパワーを必要とされる本体がお客様は大きくなってしまう場合もあります)、装着に慣れてしまいますと目立ちませんし快適です。
またマスクと干渉しませんのでその点も大きな利点と言えるでしょう。

しかし耳あな型補聴器は空気電池で作動しているため、電池交換の細かな作業が必要になってまいります。また耳あな型補聴器の中でも最も小さい超小型耳あな型補聴器(CIC)は、特に使用する電池も小さい為(本体が小さいので大きな電池が入るスペースがありません)、電池の容量が少なく、マメに電池の交換が必要になってしまいます。

また耳あな型補聴器の構造から、音の出る場所(出力)と音を拾う場所(入力)が近い為、ハウリングを起こさないように装用するためには、耳あなに補聴器本体を密着させる必要があります。
そのため耳あなを密閉している違和感(閉塞感)を感じるお客さまもいらっしゃいます。

耳掛け型補聴器は音の出る部分(レシーバー)だけを耳あなに入れて装用するので、レシーバーを小さくすることが可能になりました。
その効果で密閉からくる違和感は軽減されますし、本体を耳あな型補聴器と比較しますと少し大きくできる為、高度な機構や防水性能を付帯することに成功しています。

当店の販売実績はこれまですべて耳掛け型でした。

残念ながら、コロナの最終的な終息には、もう少し時間が必要な見通しです。

マスクと眼鏡を装用した状態で、補聴器まで耳掛けですと、お客様の中にはご負担に感じられる方もいらっしゃることと思います。

そこで当店では、ご希望のお客さまに「耳掛け型の補聴器」でじっくりと音質や使い勝手をお試しいただき(最短2週間から最長2か月間)、補聴器の有用性を感じられたお客さまには(購入を決められたお客様)、注文時に耳あな型と耳掛け型をご選択いただけるようにご提案したいと思います。

本来でしたらご購入の前の段階で耳あな型を2か月間お試しいただければ理想なのですが、耳あな型補聴器はすべてオーダーメイドであり、耳型の採取と、本体をお客様の耳の形に合わせる特殊成型が必要になってしまいます。

ですので当店では耳掛け型で音質を確かめて頂いて、その後に補聴器のタイプをご紹介させていただくようにしたいと思います。

補聴器は高度な精密機器ではありますが、どなたにも完璧に問題を解決できる夢の機械ではございません。
実はご購入後に使用されていないお客さまも数多くいらっしゃることは、消費者センター様の記事にも掲載されていて、そのことをご存知のお客さまも多くいらっしゃることと思います。

当店ではご購入後、やはり使用できなかったというお客様がいらっしゃいませんよう、視聴できる期間を多く設けてまいりました。
そして視聴されるお客様にお伝えしたいのは、音質や使用感に不満が残る場合は、購入されない方がよく、必ず一度じっくりお考え下さいと申し上げています。

ご視聴はお気軽に

もし補聴器を気兼ねなく「試してみたい」とお考えのお客様がいらっしゃいましたら、当店では長期間の視聴が可能となっています。

最新の補聴器は10年前には比べようがないような性能の向上が実現できました。
このことは大変喜ばしいニュースです。
また比較的安価な機種の音質の向上が、最近のトレンドのように感じております。

是非、積極的にお試し頂けましたらと思います。

家の中、外、病院、レストラン、いろんな場所でじっくり(最長2か月)無料でお試しできますので、お気軽にご相談くださいませ。

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